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【メンタルヘルス問題】誰にでも起こることだし、恥ずかしいことじゃない

こんにちは、レイです。

今回はメンタルヘルスについて私の経験と学んだことをご紹介します。

タイトルに書いたようにメンタルの不調は誰にでも起こることです。

私自身、病院で”うつ”と診断されたときは、

安心した気持ちと「まさか自分が・・・」という気持ちが混ざったような感覚でした。

それでも通院してよかったと思うし、自分と向き合うきっかけになったと思います。

正直、自分が”うつ”になるまでは、精神的な問題に対して「甘え」だと思っていました。

ですが、いまでは誰でも精神的な問題は抱える可能性はあるし、

それは突然やってくるということを学びました。

自分の調子に違和感を感じたときは、体や心からのSOSだと思い、

向き合うこと選んでほしいと思っています。

悩みを抱えている方の参考になれば幸いです。

このような悩みを抱えている方へ

  • 仕事や私生活で辛いことがある方
  • 今までできたことが突然できなくなった方
  • 自分はメンタル不調にはならないと思っている方

通院までの経緯

仕事が要因で調子がおかしいのは自覚していました。

私はインフラエンジニアとして会社に指示された客先に常駐して働いていました。

当時働いていた現場や業務内容が自分に合わないと感じていて悩んでいました。

派遣された現場では、これまでの経験は活かせないような

初めてやるような仕事ばかりで、外出などもあり働き方までがらっと変わりました。

新しい現場に派遣されて1ヶ月後くらいから

仕事がきつい、難しい・・・などついていけるか不安な日々が続き

身体に以下の症状が出てきました。

  • 毎日できていたことができなくなる
  • 体が動かない
  • 人の話を聞いても話が入ってこない
  • 突然涙があふれる

毎日できていたことができなくなる

毎日当たり前にできていた家事が突然できなくなりました。

朝起きたら必ずカーテンを開けるのですが、開けられず1日中カーテンは閉めたままでした。

食器は洗えず、流しに溜まる一方で使う皿がなくなってから仕方なく洗う・・・

洗濯もこまめにしていたが、着るものなくなってから仕方なく回す・・・

机の上もぐちゃぐちゃで、今まで出来ていた身の回りのことが突然できなくなりました。

今思うと精神的におかしかったと分かるのですが、

当時は「自分が怠けているんだ」と思い込んでいました。

体が動かない

夜もなかなか寝付けないのですが、

朝起きても1時間~1時間半ほどぼーっとしてベッドから動けませんでした。

家を出る30分前くらいになって、ようやく「仕事行かなきゃ」と動き出す状態です。

当時の通勤の記憶はなく、動き出してからはロボットのようにただ、職場へ向かっていた状態です。

人の話を聞いても話が入ってこない

人から話かけられても話の内容が入ってこなく、右から左へ流れていきます。

当時は新しい現場で、仕事を覚えている期間だったので話が入ってこないのは大変でした。

集中して聞いていても、「何をいまやっているのかわからない・・・」

質問しようとしても「何が分からないのかわからない・・・」このような状態でした。

頭は常にパンク状態で、色々な情報がこんがらがっているような状態でした。

こんな感覚は初めてでどうしたらいいのか分かりませんでした。

突然涙があふれる

朝仕事へ行くために化粧をしている途中など

何か起きたわけでも、言われたわけでもないのに突然涙が出てきます。

涙が出てくるだけでなく、声をだして大泣き状態です。

さらに過呼吸みたいな状態になってしまうようなことが数日続きました。

このあたりで、自分が異常な状態であることを自覚しました。

初診までのながれ

これは仕事が原因で自分のメンタルがおかしくなっていると自覚して、

上司へ相談もしたのですが、

私が精神的な部分を上司に話すことを恥ずかしいと考えてしまい、

「仕事が合わないのではないかと悩んでる」と漠然と相談してしまい、

緊急性が伝わらずその時は解決に至りませんでした。

レイ
レイ

上司は私とは違う現場で働いているため、私の働きぶりや現場で起こっていることなど分からないので、その場で解決に向かわないのは仕方のないことだったと思います。私はこれがSESの問題のひとつだと思っています。

SES企業のことについてはこちらの投稿へ

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上司に相談後も、症状は改善しないので通院を検討しました。

まずは自宅から通える範囲の病院を調べました。

病院のホームページに記載されている治療方針や口コミを参考にして、

最終的に3つの病院に絞りました。

その後、病院へ予約の電話をしたのですが、

精神科は初診で予約を取ろうとするとすぐには難しいことが分かりました。

早くて数日後、長いと数週間先までなるところもありました。

ですが、3つのうち1つだけ電話した当日に時間を作って診察してくれる病院に当たり、

すぐに受診することにしました。

初診とその後の通院

初診では以下のようなことを話しました。

  • いま抱えている悩み
  • 身体に起きた異変
  • 仕事のこと

他のことも話した気がしますが、話しているうちに泣いてしまってはっきりと記憶がないです。

そのあと、医師から体にも精神的にも症状が出ているから、

仕事と距離を置いた方がい良いということで、診断書を出してもらいました。

それを上司へ提出して、翌日から休職期間を過ごしました。

初診のあとは週1で通院しました。

週1の通院は大変でしたが、通院するくらいしか外出する予定はなかったので、

家にこもり続けるよりはよかったのかなと思いました。

通院は3ヶ月ほで終了し、今は働ける状態にまで戻り、仕事を探せる状態まで戻りました。

通院期間が3ヶ月で済んだのは、違和感を感じてからすぐに受診したからだと思っています。

まとめ

今回は私のメンタルヘルスの経験をご紹介しました。

私が今回学んだことは、

  • メンタルの不調は誰にでも起こることで、恥ずかしいことではない
  • いつもできることが突然できなくなったり、体に異変を感じたら自分と向き合う
  • 悩みを抱えたときは信頼できる人へ相談、場合によっては病院へ行く

どうしても突然できたことが出来なくなってしまったり、

無気力になってしまうと、怠けていると思いがちですが、

そうして放置しているとさらにひどい状態になってしまうかもしれません。

自分を犠牲にしなければいけない状況のときもあるかもしれませんが、

倒れる前に、動けなくなる前に、

自分と向き合う時間をとるようにしましょう。

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